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2006年04月29日
斜里岳(標高1545m)

今週も土曜日の天気予報が良いようなので、28日金曜の夜、札幌から走ってきたmarboさんチロロ3さんと合流。
marboさんと私が斜里岳へ向けて出発し、チロロ3さんは「ラサウの牙」チームへ合流すべく真鯉へ。
われわれは登山道入り口のゲート前で仮眠を取るために駐車しました。周りは暗くてよく見えませんが
雪の気配は全くありません。
それでも29日の天候は快晴が期待され、寝酒に焼酎を飲みながら同行のmarboさんの斜里岳に
対する思いやご実家の天体観測用のドームのお話を聞きながら、29日登頂のに期待に胸を膨らませて眠りに落ちました。

天候:晴れ
メンバー:P山の会marbo氏、boss 
コース:斜里岳登山道入り口ゲート〜チエサク林道分岐〜西尾根〜斜里岳





今回のコース。カシミール3DにGPSトラックデータをプロットしてみました。





もう開ききったふきのとうが
朝露を溜めていました。

日陰に少しは雪がありますが
林道は乾いています。

ゲートは6月まで開かないようです。
どこまでシートラしなければならないのだろう。

朝日が射していますが、山頂には雲がかかっています。
どんどん雲が流れているので、きっと晴れるだろう。

気合を入れて歩き始めます。
それにしても重たい。

結局、チエサク林道分岐までシートラ・・・。


ここからスキーで歩きます。


林道を忠実に辿ります。


天気予報は大当たり。
どんどん晴れてきます。

それにしても暑い。


チョットだけショートカットして。


熊ぷ〜さんの管理する清岳荘に到着。

様子をみてみますが、異常なし。


あとで熊ぷ〜さんに画像を見てもらったら、
今年の雪解けは少し早いようだ、とのこと。

芝生が見えているところもあって、
もう完璧に春です。

江鳶山、奥は藻琴山。


天気よし。風もなし。

這い松が随分露出している。


忠実に稜線を歩けると良いのですが
少し北寄りの左足下がりの斜面を登ります。

右足が悲鳴をあげています。
でもcont.1075mまで・・・。

大天狗小天狗。
核心部が小さく、小さく見えます。

ラサウの牙へ向かっていたチームから連絡あり。
全員牙に乗ったとのこと。負けられない。

でもなかなか近づきません。


来た道を振り返る。
かなりの高度感。

目の前に北西稜が見えてきます。
シーデポ。

少し軽くなった足に気合を入れて。


大天狗小天狗が目の前に。


marboさんも行けると感じていたらしい。
私も、ここまで来たらピークまでと・・・。

二の沢源頭部。

這い松の太い枝に跳ね返されつつ登る。


西尾根からならではの眺め。

北稜の岩塔の連続。
憧れ!

いよいよ核心部へ。この下はゴルジュを通り
一気に玉石沢へときれ落ちている。

登頂。
marboさんありがとう。昨年7月以来の山頂。

海別岳。


東尾根。

南東方向。

頂上で撮影中。
オホーツク海が霞んで見えています。

登ってきたルートを撮影中のmarboさん。

太陽に向かって下山。


積雪期最後の機会かもしれないとのことで、斜里岳西尾根に挑戦しました。
今の私には間違いなく単独では登れません。良い機会を作っていただき、連れて行って
くれたmarboさんありがとう。なかなか上がらない足に気合を入れて、何とか登頂できました。

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