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2006年02月18日
藻琴山(標高1000m)

夕方からの網走地区遭難対策協議会の講習会へ参加する前に、藻琴山に登ってみました。
前回はハイランド小清水725駐車帯から尾根筋を登ったが、今日はキャンプ場から行ってみた。
沢を詰める形で風の影響が少ないので楽かもしれません。朝のうちは青空が見えていました。
だんだん曇り空になってしまいました。それでも風が無いのでゆったりと登りました。

天候:曇り。
メンバー:T氏、K氏、boss 
コース:道々102号線キャンプ場駐車帯〜藻琴山 





今回のコース。カシミール3DにGPSトラックデータをプロットしてみました。





道々102号線を東藻琴から南進しキャンプ場駐車帯。
青空が綺麗です。

大先輩の勇姿。


沢型の右斜面中ほどを登ります。
徐々に傾斜がきつくなります。

疎らな林を抜けて、尾根へ向かいます。



cont.780辺りで方向を稜線へ向ける。


殆ど直登です。


雪の張り付き難い稜線直下。


やや左側の白い三角がピークです。

北側の尾根を見る。


中央やや上にポツっと人影。
K氏です。

cont.900近くの尾根から見る屈斜路湖。



中央奥の霞んでいる辺りが美幌峠か。


屏風岩越しにピークが少し見える。


屏風岩に寄ってみる。


コルから見上げる最後の登り。


あと少し。


頂上にある山中源吉さんの石碑。
登山道を切り開くのに貢献された方と
MさんのHPのエッセイにありました。

K氏とT氏。お疲れ様でした。
残念ながら曇りで遠くは霞んでいます。

下山。
cont.900あたりの稜線直下にT氏。

cont.800まで降りて。
悠然と待つK氏。

下りが得意ではないとおっしゃるT氏。
ここまで降りれば大丈夫。

無事下山。


笑みが漏れる。


斜里町のウナベツ休養村管理センターへ向けて移動。
その夜、遭難対策協議会の講習会に参加しました。道内および管内の事故の発生状況について聞きました。


翌朝8時。ウナベツスキー場をスキーで登攀開始。
冬山訓練です。

黙々と登ります。


30分ほどでリフト終点。
オホーツク海を望む。
流氷は疎らでした。

網走方向。どんよりとした曇り空。


少し下がって訓練の場所へ。


ビーコンでの探索訓練。


使い方を教わって。


3分経過。なかなか見つかりません。


発見。
ゾンデで探って、掘り出します。


間違いないようです。


無事救出。


今度はゾンデで探索です。
一列に並んで。

少し奥へ移動し、
ヘリによる引き上げ訓練の場所へ。

ヘリを待つ間、弱層テスト。


救助を待つ人。
昨日、雌阿寒で火山性微動が観測されたため
ヘリが雌阿寒に寄って来るとの連絡あり。

道警のヘリコプターが到着です。


被救助者の頭上でホバリング。


誘導役。
強烈な風圧です。

すでに目を開けていられません。


隊員が下降してきて。


被救助者をレスキューハーネスで確保して
吊り上げました。よく見えていません。

別の角度で。



一泊二日の講習および雪山訓練が終了しました。
ビーコンを使っての探索は練習を重ねなければ難しいと感じました。ゾンデ棒での探索はチームワークが大切だと理解しました。
訓練が本番にならないことを願います。

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