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2005年12月30日31日
裏辺計礼山(標高606m)

予定のルートへ出るのに時間はかかりましたが、天気に恵まれて登頂できました。
はじめての冬の山中泊もできました。テントを張り荷物をデポして裏辺計礼山を登りました。
辺計礼山を登ってから裏辺計礼山へ、と考えておりましたが雪も深く、裏辺計礼山のみに変更しました。
下りて来てジンギスカンを焼いてたらふく食べました。ジンギスカンも最後の方は日も暮れて、闇なべ状態でしたが・・・。
気温は下がりましたが、風もなく雪も降らずに、静かな夜でした。
ザックが小さいので、橇を牽いて荷物を運んでみました。


天候:晴。
メンバー:K君、boss 
コース:国道241林道入り口〜辺計礼山南西尾根〜裏辺計礼山 





今回のコース。カシミール3DにGPSトラックデータをプロットしてみました。





国道241から林道へ入ったところです。
除雪されていませんがなにやら無限軌道車の轍が。

植林した松林を行きます。
ふかふかの雪の中を歩きます。

升目状に通りがあり、これを利用します。

なかり奥まで植林されています。

植林地帯を抜けたあたりでK君のテントを設営。
ライペン・ゴアライズ2に外張り装着。

カップラーメンで身体を温めます。
K君のコンロの調子が悪く私のコンロでバックアップ。

予定の尾根の東斜面から高度を上げます。
ラッセルがきつい。

今日は身体が重く調子が出ない。
急斜面のラッセルを殆どK君に頼る。

もうすぐ尾根ですが雪庇が崩れた跡が。
慎重に早急に立ち去ります。

高度を上げて先へ抜けたいところですが。


すこし下がって尾根筋を超えます。


尾根へ出ると低山ながら絶景です。
踏み抜かないように注意して。

遠くに、しかし堂々と雄阿寒岳。
しばし見惚れます。

とどまっているうちは大変美しい雪庇。
辺計礼山ピークはあきらめて550mラインをトラバリます。

コルのところに一本の椴松。
この左方向が裏辺計礼山のピークです。

潅木を抜けると白銀の広場が。


イクルシベ山か?


雲間にカムイヌプリと西別岳が見えます。


山頂は木もなく、さえぎるものがありません。


サマッケヌプリ、コトニヌプリ。
右端に見えるのはサマッカリヌプリか。

阿寒の山々。


辺計礼山。
いずれ登ってみたい。

来た道を戻ります。

疎らな林から今登ってきた裏辺計礼山。

裏辺計礼山をもう一度見届けて。

尾根筋を夕日に向かって戻ります。


夕食はジンギスカン。
三つ目の袋を焼き始めることには日も暮れて
闇なべ状態で・・・。


低山ですが今年は雪が多いのでしょうかラッセルがきつく時間がかかります。
天気が良かったので時間はかかりましたが登頂できました。
はじめての冬の山中泊で、どのくらい寒いのか色々と想像しておりましたが思ったほどではありませんでした。

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