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2005年12月24日
フレベツ岳(標高1097m)

11月の初旬以来のK君とのコンビで登山です。阿寒湖の南に位置するフレベツ岳に登ってみました。
平成17年10月11日に釧路市・阿寒町・音別町が合併し、新生「釧路市」が誕生したようです。それでこのあたりも釧路市阿寒町です。
林道を奥までつめる計画でしたが、除雪されておらずさすがの四駆でもはいれず、国道脇に駐車して林道をいちから歩くことになりました。
この林道は雌阿寒岳の登山口の一つへと続いています。途中には里程標柱や案内板が設置されています。
雌阿寒岳登山口を通り過ぎて、程なく林道が大きく曲がるあたりから取り付きます。今日は北尾根から登ってみることにします。


天候:晴天。
メンバー:K君、boss 
コース:国道240林道入り口〜フレベツ林道〜北尾根 





今回のコース。カシミール3DにGPSトラックデータをプロットしてみました。





林道入り口ですが積雪は60cm以上。
除雪されていません。

ふかふかの雪を踏みしめて歩きます。
先が長いのでチョット複雑な気分。

1kmほど歩いたあたり。
雌阿寒岳への看板があります。

どんどん歩きます。
鹿のトレースが沢山あります。

鹿の姿を追うK君。
K君の目と耳はすでに猟師モードです。

最初のヘアピンカーブのあたり。
両腕に雪を抱えた木。

整備された林道を徐々に高度を上げます。
ラッセルがきつい。

自然が創りあげたオブジェ。
幅5m、奥行き3mの大作。

近景の木が邪魔ですが。
フップシ岳が見えています。

十分な積雪があります。
ストックを突き刺すとグリップまで埋まります。


林の上から日差しが入ります。


林道が途切れたように見えます。
が、マダマダ続きます。

右手方向が急に開けたところ。
山肌の樹氷が輝きます。

白湯山の麓をウグイ川に沿って進みます。


黙々と。


まだ先は長い。


鹿のトレースもなく。


振り返ってみると我々のトレースのみが残されて。


ようやく雌阿寒岳への分岐。


フレベツ方面への林道。
ゲートも雪に埋まっています。

影絵のツーショット。


沼?
ウグイ川の源か。

林道を離れて。
いよいよ林の中へ踏み込みます。

針葉樹林帯。
木は疎らでスキーも邪魔にはなりません。

雌阿寒岳が見えます。

阿寒富士も木陰から覗いて見えます。


幹にも雪が張り付いています。


幼木が雪の重みにお辞儀して。

雄阿寒岳。


頂上直下。


あと一歩。
空が開けてきました。

ここを抜けると、

頂上です。


木が多く展望は良くありません。
でも綺麗に輝く樹氷。


最高のお天気で、時間はかかりましたが登頂できました。
長い林道歩き、ラッセル三昧をじっと耐えて。
青い空と白い樹氷のコントラストに暫し・・・。

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